競争市場に後発組として参入するとき考えたいこと

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

PayPayが「後払い決済」に本格参入されました。
PayPay、後払い参入 1日からサービス開始

顧客ニーズから、後払いサービスを追加したとのことです。
これにより、BNPL(後払い決済)市場は、より競争激化が進むでしょう。

今回のPayPayの参入は、記事にもありますが「後発」です。
参入するタイミングに「先発」「後発」がありますが、それぞれメリット、デメリットがあるのですね。

先発とし、市場に早く参入することにより得られること、優位に働くことはあります。
一方、後発だからのメリットもあるのです。中でも大きいのは「先発する企業からの学び」でしょう。

後発組は、先発している企業様の動向を観察することができます。
市場にある問題や欲求を得ることができ、これにより自社製品・サービスの開発・改善に活かせます。
また、得たモノにより調査費用や開発時間などを削減することにもつながるでしょう。

他のメリットは、市場を創るにあたるプロモーション費を抑えることができること。それから、すでに市場ができあがっているため、広告を使った集客はやりやすいです。
ただ、先発企業がつくった市場の参入障壁が高いと、後発組として入るのは難しいこともあります。

そんな先発と後発は、運用型広告にもあります。
いまは、さまざまな媒体がありますが、FacebookやTwitter、LINE広告などは後発です。
後発ですが利用者は増加し、市場の競争は激しいことも多いです。

競争が激しいとき「いまから参入できるの?」と不安になるかもしれません。
競争が激しい中にこれから入るとなると、もちろん簡単ではないです。
いま市場にいる企業は、試行錯誤を繰り返し、成功している企業が多いので脅威になる存在です。

そんな中で後発組として参入をし、広告を出して成果を上げるにはどうすればいいか?ポイントは、次の3つだと考えます。

1.広告で「何をすると成功確率を上げることができるか?」「何をすると失敗する可能性が高まるか?」を学ぶ。
2.配信したい広告媒体の最新情報を基礎から学ぶ。
3.学び、実践する。そして、自らも試行錯誤を繰り返し、自らの成功パターンをつくる。

各広告媒体、広告の種類ごとに、配信する広告により目的・目標を達成するために学んでおきたい「成功ポイント」があります。
「何をすると成功するのか?」について学びましょう。
成功と失敗は表裏一体なので、何をすると失敗するのかについて学ぶことも大事です。

「広告をどのように使うといいのか、何をするといいのか?」の思考を学んだら、次に、配信したい広告について基礎から学びます。
広告配信システムの仕様・機能は時代により進化しているため、最新の広告について学ぶことが大事です。

そして、実践です。
広告の成果は、実際に広告を作り、運用して得られるもの。学んだら実践しましょう。
広告運用を開始したあと、すぐに成果が出ることもあれば、そうではないこともあります。

そのため、自らも試行錯誤を繰り返しましょう。
広告の成功を目指し試行錯誤するのです。
その結果、成功パターンをつくることができたら、次の広告(新しい広告をつくるとき)に応用できます。

ただ、パターンに固執しすぎないことも大事です。
成功パターンは通用しないこともあります。
そんなときは、また試行錯誤を。静観するだけだと状況はさらに悪化する可能性があります。

現状を理解し、仮説を立て、改善に向けアクションすると。広告に関する相談を受けて現状を見たり聞いたりしたとき、「試行錯誤の量が足りない」と思うことはよくあります。
広告で成果を出せる人になるための成長と、試行錯誤の量は比例すると考えるため、試行錯誤をどれだけやったかの「量」は意識していただきたいです。

今回のメールでお話しをした、後発組として参入し、広告を使って成果を出すときのポイントも学べるのが弊社の養成講座です。
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またメールしますね!

石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー