ブランド名の変更によりユーザーが離れていく理由

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

少し前に、森永製菓の「ハイチュウ」がパッケージ表記を変更されました。

ハイチュウの変化、気付いた?世界表記でZ世代の果実|日本経済新聞

記事に、「グローバル化でもカタカナ表記が親しまれてきたが、今や世界中で広がるブランドなので変更を決断した」とあります。

ブランドの浸透を考えると、パッケージ表記やデザインの更新と合わせて、ブランド名やロゴを変更することも検討できます。

ブランド名の変更は、ブランドへの新たな興味を喚起する手段となり得ますが、一方でリスクもあります。

リスクには既存顧客の混乱を招く、一部の消費者によるネガティブな反応などがあり、変更に伴うコストの増加も懸念の一つです。

ブランド名やロゴの変更で言われる懸念には「ユーザーが離れる」があります。

ただ、ブランド名やロゴを変えるだけでユーザーが離れるようなことは基本的にありません。

FacebookがMetaに、TwitterがXにと、ブランド名やロゴの変更はWeb業界でもよく行われますよね。

ブランド名の変更により、目立ったユーザーの減少が起きたとすると、その原因は名前の変更ではなく、サービスの仕様や機能の変更からくるものが多いと考えます。

インターフェースの変更や、ユーザーデータの取り扱い方針が変わることも原因となり得ますが、名前の変更自体が直接的に大量のユーザー離脱を引き起こすわけではないのですね。

ユーザーが離れる原因になるのは「顧客(ユーザー)体験」の変更です。

ブランド名の変更から仕様を変え、その結果「ユーザビリティが変わる」「機能が削除される」「データが見えなくなる」「コミュニケーションで不備が出る」「パフォーマンスに問題が生じる」ようなことが起きると、ユーザーの不満を引き起こし、不利益をもたらす可能性があるため、それにより離脱につながることがあるわけです。

“ブランド名やロゴを変えただけ”で、ユーザーが減ったりすることは基本的にありません。

もし、ユーザーの大きな減少(また増加)が起きているとすると、そこには「顧客体験の変化」があるので見誤らないようにしましょう。

ブランドといえば、先日、運用型広告プレイヤー育成研修を受講いただいた方(その中でアンケートに回答いただいた方)に、「ブランディング」に関する動画を提供しました。
そんな運用型広告プレイヤー育成研修の資料を一部公開しています。

【63ページ】研修で提供しているレジュメ

以下は、本研修(2024年版)を受講いただいた方の声の一部です。

「研修を通して印象に受けたのは、研修内容が一貫して初心者でも分かりやすくなっているという点です。

特に管理画面について学ぶ回では、実際の画面を見ながら、設定の意味やおすすめの設定内容等に触れていただき、初心者でも並走をすることで作成が簡単にできると感じました」
考え方や、着目点といった部分を座学を通して学んだので、これからは実務を通して学んだことを落とし込んでいきたいと思います」

「広告の基礎を学び直す事が出来、大変勉強になりました。

上級コースも受講します。いつもありがとうございます」

「WEBマーケティングに必要な基礎知識が体系的にまとまっていて、非常に効率よく勉強出来ました。

最初は値段が高いと感じましたが、この内容なら、値段以上の価値があり購入して良かったです」

「WEB広告は敷居が高い印象がありましたが、講座が初歩から段階を追って進んでいったので、ステップアップしながら受講することが出来ました」

「気になっていたホームページの仕組みだったりコンバージョンをとるための工夫を学ぶことができてとても勉強になっています。

説明もわかりやすく一からこの分野を学んでいる私でもついて行くことができました!

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運用型広告プレイヤー育成研修【全20回・2024年パッケージ版】

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ぜひ、この機会に受講ください!

またメールしますね。

石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー