こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
今回は、PRについてです。
PRと検索連動型広告の組み合わせとなると、次のようなことをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
「まず、PR活動によって、知ってもらう。そして、それにより起こる検索行動に合わせてキーワードの設定や広告文の作成をする」
このスキームから、成果を上げるときに重要だと思うのは次のようなことです。
まずは、施策が、社会課題や市場課題の解決につながることです。
これは前提になると思いますが、そうではない場合、PRによって“検索行動を起こすまでには至らない”と考えます。
とくに重要なのは、社会課題になるでしょう。
社会課題は、SDGsの視点から見出すとよいかもしれません。
そして、検索広告となると、PRで考慮しなければならないのは「どのような検索をしてほしいか」です。
ここで重要なのは、商品・サービスで「価値」だと思うことです。
価値からキーワードを決めます。
価値を伝えるキーワードを中心に据えたコミュニケーションを展開することが大事です。
サイトやSNS、プレスリリースなどを通じて、キーワードを織り交ぜながら情報発信します。
会見や取材の際も、キーワードを伝えることは重要で、会見では、話す内容の中でキーワードを明確に強調することを考えたいです。
キーワードが目立つようにシナリオを作りましょう。
価値を伝えるキーワードを設定するときのポイントです。
- 価値をイメージできるキーワードにする
- 検索しやすいキーワードにする
- 競合他社が設定できないキーワードにする
価値をイメージできても、キーワードが長すぎたり覚えにくいと期待する検索行動をしてくれません。
設定したキーワードが競合他社にもいえることだとすると、価値を反映できていない可能性があります。
その価値は、価値とはいえないかもしれません。
目指すのは、製品やサービスの核となる価値を明確に伝え、ターゲットオーディエンスが自然と関連する検索を行うように導くことです。
そんな行動を見越して準備したいのが、検索広告です。
検索広告でキーワードを設定するときですが、“PR活動により設定した重要なキーワードだけ”に広告を出すと機会損失が発生します。
機会損失を考えると、「関連あるキーワード」も設定して“広く広告を出す”ことも考えましょう。
では、なぜ広く広告が出るように設定する必要があるのか?
理由は、PR活動により起こる行動で検索するキーワードは、狙ったキーワードだけではないからです。
狙ったキーワードだけでなく、ユーザーは他のキーワードで検索することも考えられます。
また、重要なキーワードだけで広告が出る設定にしている場合、PR活動により起きた検索が競合他社に流れる可能性があります。
PR活動と検索広告で成果を出す取り組みをするときは、無駄よりも機会損失を重視するのがよいでしょう。
自社のPR活動で他社に流れると、元も子もないですからね。
今回は、PRと検索広告の組み合わせについてお話ししました。
検索広告で成果を最大化することを考えると、機会損失を発生しない設定をすることが重要です。
合わせて、無駄をできるだけ最小にすることを考えなければなりません。
適した設定というのは時代により変わるわけですが、最新2024年度版の検索広告の知識とノウハウを学べるのが、4月8日(月)から開始する養成講座です。
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またメールしますね。
石川