戦略と広告運用をつなげて成果を最大化するステップ

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

前回のメルマガでは、広告運用における「戦略」の本質についてお話ししました。

今回は、その戦略を組織全体でどのように実践し、広告運用に効果的に結びつけるか?
手法とその背後にある根拠を深掘りします。

結論からいうと、重要なのは、スタッフ個々の個別活動と戦略をリンクさせることです。

組織で戦略を機能させたい場合、戦略が経営者の頭の中だけにあるのではダメです。
戦略を組織で機能させたいのであれば、組織に浸透させる必要があります。
企業の目標を達成するために、スタッフ個々が戦略に沿って行動することが重要です。

戦略はさまざまですが、まずは「経営戦略」を決めます。
そして、「企業の戦略(企業戦略)」を決め、企業戦略をもとに「事業別の戦略」を決定。
事業別戦略をもとに「部署別の戦略」を決める流れです。

事業別の戦略の次は「機能別の戦略」です。
機能別戦略で決めるのは、部署ごとの戦い方のようなこと。
営業、人事や広報など、個別の機能における戦略を決めます。

みなさんもよく聞くと思いますが、「マーケティング戦略」は機能別戦略のひとつです。

たとえば、弊社のインハウス支援事業では、養成講座のサービスを提供しています。
養成講座には、「検索広告」や「ディスプレイ広告」に関する講座がありますが、これらの個別製品における方針はマーケティング戦略で決めます。

マーケティング戦略を決めるには「目標」が必要です。
では、目標をどう決めるか?

製品ごと、事業部ごとにも目標があります。
こうした目標は、会社の目標(経営目標) をもとに決めるのが基本です。
組織で目指す目標を決め、それを各事業単位に落とし、そして、各部署、各チーム、各個人の目標を決める流れです。

個々の目標、マーケティング戦略を決めたら「矛盾はないか」を確認しましょう。
「整合性」の視点で評価します。

  • 世の中、市場との整合性は?
  • ビジョン、経営目標との整合性は?
  • 企業戦略、事業別戦略との整合性は?

マーケティング戦略が決まったら、次は「広告戦略」です。
広告戦略には「クリエイティブ戦略」と「メディア戦略」があります。

クリエイティブ戦略で大事なのは、伝えるメッセージです。
メッセージをどうするか、効果的なコミュニケーションを目指します。

メディア戦略では、予算内で効果的なメディアを探ることが重要です。
メディアには特性があります。
インターネット関連、テレビ、雑誌、屋外広告、チラシなど、特性を理解し効果的なメディアを選定することが大切です。

戦略が決まったら、次は戦術です。

戦略を策定した後は、その戦略を具体的な行動計画に落とし込む戦術の策定が重要です。

運用型広告でも、まずは戦略を学び、その上で効果的な戦術を決めることが、目標達成に向けての成功への鍵となります。

広告キャンペーンの成功は、明確に設定された目標と、その目標を達成するために策定された戦略と戦術によって決まるわけです。

では、検索広告では、どのような戦略と戦術を採用するればいいのか?

それを学び、実践もできるのが、4月8日(月)から開始する養成講座です。

2月29日(木)まで超早期価格で提供しています。

【20名限定】検索キーワード広告で成果を出せる人材を養成する講座

この機会にぜひ受講ください!

またメールしますね。

石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー