こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
広告で設定を変えるとき、迷うことがありますよね。
設定変更でいうと、次のようなことがあります。
- 上限クリック単価を上げる
- 入札戦略を変える
- キーワードを一時停止する
- 部分一致キーワードを追加する
- レスポンシブ検索広告を追加する
- ターゲティングする地域を増やす
- ディスプレイネットワークへの配信を開始する
広告を出すときに考えるのは「規模」と「効率」です。
コンバージョンの増加を目的に広告を強めるとき考えるのは「規模」です。
すると、施策は「部分一致を追加」「上限クリック単価を上げる」「入札戦略を変える」などが検討できます。
「効率」を考えるときの施策は逆になる傾向です。
「マッチタイプを部分一致から絞り込みに変更」「上限クリック単価を下げる」「ターゲティングする地域を絞る」ようになります。
こうした施策で「迷い」があるとき、原因として考えられるのは次のようなことです。
- 「基本的な仕様」を理解できていない。
理解していないため、設定変更後に起きることをイメージできない。
(例)部分一致に変更するときの「基本的な仕様」で理解したいのは、部分一致の挙動とマッチする検索語句 - 「目的思考」で広告運用に取り組めていない。
目的と直接関係ない、また、目的と関連性の低いことが障害になっている。
これらの原因について考えるとよいのは次のことです。
- 設定する対象の機能について、基本的な仕様を理解しているか
- 施策は、広告を出す目的、そして目標達成に貢献することか
- 迷いのもとは、広告を出す目的と直接関係ないこと、また、関連性が低いものではないか
(例)目的がコンバージョンの場合、上限クリック単価を下げることによりインプレッションシェアが下がることが懸念
基本的な仕様を理解し、目的からすると設定変更しようとすることは問題ないことが分かったと。ただ、それでも迷うことがあります。
この前提での迷いは、「設定変更することにより得たい結果を、本当に得ることができるのか?」を想像できないからだと考えます。
この問題解決の鍵を握るのは「広告運用の経験」です。
経験を積むと「設定変更することにより起こること」をイメージしやすくなります。
すると、迷いは少なくなるはずです。
たとえば、現在獲得できているコンバージョン数は月に5回。
このコンバージョンを10回にするために、地域ターゲティングに「●●市」を追加しようと考えている。これにより、目標達成できるかどうか?
この例のようなケース、最終的にはやってみなければ分かりません。
ただそれでも、「達成できる可能性はありそう」「達成するのは現実的ではないかも・・・」くらいは判断したいですよね。
こうした判断において「経験値」がものをいうのです。ということで、経験を積みましょう。
では、どうするといいのか?
広告運用で経験を積むには、知識とノウハウを体系的に学ぶことが重要です。
- 広範囲のスキルが必要
広告運用は、ターゲティング、予算管理、広告文作成、分析など多岐にわたるスキルを要求します。 - 業界は常に進化
運用型広告の世界は速いペースで変わるため、最新のトレンドや技術を学び続ける必要があります。 - 効果的な戦略・戦術の理解
体系的な学習を通じて、どの戦略や戦術がなぜ効果的なのか、その背景にある原理を理解することができます。
広告運用で成功するためには、経験だけではなく、常に最新の知識とスキルを学び、それを実践に活かすことが大切です。
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石川