こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
昨日の日経クロストレンドに、広告に関する興味深い記事が公開されていました。
広告をやめると売上やシェアはどれだけ減る?急落と安定の条件
広告は役割を明確にし、効果を考えて出すことを考えますが、より効果的な広告戦略を考えるための新しい視点を提供してくれる記事内容です。
広告には短期的な効果だけではなく長期的な影響もあるわけですが、広告の目的・役割を再考することは、成果が出ていないときに重要なことです。
そのとき、広告の結果を「比較」することになりますが、結果の判断で重要なのは「良い」「悪い」を見誤らないことです。
良い、悪いの判断は、“何か”を基準に行われます。
「〇〇より●●が低い(高い)」のようになりますが、”何と比べて”比較しているのかを明示しましょう。
良い、悪いの判断を誤らないために適した比較をしなければなりませんが、比較のポイントは次の通りです。
- 目標を明確にする
「広告を出すことにより何を達成したいのか」を明確にします。 - 測定可能な指標にする
結果の数値データを比較するためには、数値的に測定可能な指標にする必要があります。 - 同じ種類のもの同士を比較
比較は同じ種類、同じカテゴリのもの同士で比較します。 - 掘り下げて比較
アカウント→キャンペーン→広告グループ・・・掘り下げて比較することにより、気づくことがあります。 - データ量が少ないに注意
データが不十分な場合、誤った結論を導く可能性があるため、十分なデータ量を確保しましょう。
(例)今月のコンバージョンが5回で、先月はたったの1回だけだったは、たまたまで、ただの偶然の可能性がある - 同じ期間で比較、時間軸を考慮
昨日、先週、先月、前年比・・・異なる期間で比較すると公平な比較になりません。 - 外部要因の影響を考慮する
経済状況の変化、天候、マーケットの変化、トレンドの変化、競合他社の動向など、広告に影響を与える可能性がある要因を考慮します。 - ターゲットごとの比較
複数のターゲット、顧客層を対象に広告を出す場合は、それぞれのターゲットごとに結果を比較します。 - 比較しやすくする
データを視覚化するなどして、広告の結果を直感的に比較しやすくしましょう。
広告の結果を比較する際には、今回あげたポイントをぜひ参考にしてみてください!
今回お話しした比較分析は、広告運用で求められる一つのスキルです。
比較も含めて、運用型広告に起こる問題を解決する方法を学べるのが弊社の「問題解決、分析研修」です。
この研修も含むのが、来年1月26日(金)から開始する企業研修になります。
12月29日(金)まで超早期価格でご提供しています。
この機会にぜひ受講ください!
またメールしますね。
石川