2022年最新Yahoo!トピックスに学ぶ広告の作り方

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

Yahoo!トピックスの見出しの文字数が最大15.5文字に変更されました。
Yahoo!ニュース トピックスの見出し文字数を最大15.5文字に変更します

前回の変更は、昨年の2021年4月です。
13.5→14.5文字に変更されました。
20年ぶりの変更でしたが、今年もということで2年連続の変更になります。

変更した背景には、ネットに散在される間違った情報や誤解を招く情報があるようです。
Yahoo!トピックスのタイトル(また記事)は、良くも悪くもネットでよく話題になりますからね。
文字数を増やすことにより利用者が情報を、“より正確に理解しやすくするため”とのこと、理解の促進が目的にあるようです。

そんなYahoo!トピックスの文字数ですが、今回の変更も1文字だけの追加です。「たった1文字でどうなるの?」と思うかもしれませんが、この1文字は大きいのです。

1文字あると「記号」を入れて見る人の印象に影響を与えることができます。「視認性を上げる」ことを目的に文字を使うことも可能です。
また、伝えたいことを「数字を入れるなどして具体的」にもできます(半角にすると数字は2文字使えます)。

日本語を対象に表現するとき使える文字は、ひらがな・カタカナ・漢字・数字・アルファベット・記号などです。
さまざまな文字を組み合わせて表現できるわけですが、日本語の場合は1文字追加されることのインパクトはより大きいわけです。
広告でいうと、感情を入れるときに「!」「?」のような記号を使うことがあります。このような記号を使い感情を演出するわけです。

1文字以下の0.5文字も大きいです。15.5文字の「0.5」文字を使ってよく入れるのは「半角スペース」です。
半角スペースが入ることにより視認性が向上します。

先日、セガがゲームセンターから撤退するというニュースがありましたが、このニュースはYahoo!トピックスにも掲載されました。
そのときのタイトルは「ゲーセンからセガ完全撤退 背景は」でした。
「背景は」の前に、半角スペースが入っています。
半角スペースがないと「ゲーセンからセガ完全撤退背景は」となりますが、視認性の視点でいうと半角スペースありの方が高いです。

このように、決められた文字数制限の中で「伝えたいことを、どう伝えるか?」を工夫して伝えることは大事です。
ただ、今回のYahoo!トピックスの文字数変更には「利用者がより情報を正確に理解できるように」があります。
表現のテクニックに走るだけではなく、利用者が誤解をしないような表現に、不快にならないような表現にすることも考えましょう。

昨今は、ネットに不快な広告が増加していることが問題になっています。
そのため、Yahoo!さんを始め媒体は、広告の品質向上を目指す取り組みをされています。
ネットの健全化を考えているわけですが、健全化の意識は媒体が提供する広告を使う我々も考えなければならないことです。

そこで誰もができるのは、広告を作るとき「この表現により不快になる人はいないか?」「この画像で嫌な思いをする人がいないか?」を考えることです。
これらを自らに問うことをすれば【身体の問題点を強調】や【札束だらけ】のような画像を広告に入れることはしなくなるでしょう。

広告をつくるときは、ターゲットを意識して作ることが多いです。
ターゲットを意識することはもちろん大事ですが、ターゲットではない人も含め、広告を見る人が嫌に思わないようにすることは考えたいことです。

Yahoo!トピックスは、運用型広告の広告文を作るとき参考にされている方もいるかもしれません。
15.5文字になりタイトルがどう変化したか、ぜひチェックしてみてください!

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石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー