こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
組織における広告運用でルールとガイドラインを設定することは、効率性と効果性を高めるために欠かせません。
広告代理店や事業者が複数の運用者を抱える状況では、これらの指針が特に重要になります。
運用者が多い場合、ルールを設けることで、それぞれの運用者が共通の目標と基準に沿って運用に取り組むことが可能になります。
この一貫性は、異なるキャンペーン間での広告の品質を均一に保ち、目的とする効果を達成する手助けとなるのです。
広告運用においては、日々多くの意思決定が求められます。
ルールやガイドラインがあれば、これらの決定を素早く、そして一貫した方法で行うことができるわけです。
また、広告業界では様々な法的規制や業界基準が存在します。
ルールやガイドラインにより、これらの基準を順守し、法的な問題や罰金などのリスクを避けることができます。
ルールやガイドラインを設けることは、広告運用を効率的かつ効果的に行う上で、実際に大きな助けとなるのですね。
そのため、ルールとガイドラインを決めましょう。
ルール、ガイドラインで決めるとよいのは次のようなことです。
- 広告アカウントのログイン方法
主にセキュリティ確保のためにルールを決める - ツール利用
広告運用で利用OKなツールを整理し、利用におけるルールを決める - 各スタッフの役割
ルールとガイドラインがあることで、チーム内での明確な責任分担と協力体制が確立される - ミスを起こした場合の報告および対処の仕方
迅速かつ効果的な問題解決を実現するために必要 - 打ち合わせ
オンライン、オフラインそれぞれ決める - 資料、レポート作成
ミスなく作る必要があるが、資料に何を入れ、何を報告するか、どう見せるかを決める - アカウント開設
各媒体で、開設において必要な情報や準備することをまとまる - 新規キャンペーンの開始
予算設定、配信スケジュールなど設定ミスがあった際に大事故につながるリスクがあるためルールを決める - ターゲティング設定などに使うデータの取り扱い
主にセキュリティの観点でルールを決める。利用が終わったら削除、クラウドサービスにむやみにアップしないなど - 配信開始、停止、再開の報告
広告キャンペーンの進行状況を正確に追跡、管理するために必要 - 広告運用担当者の変更
運用担当者を変更する要件を決める。解約防止のために必要 - 自動入札の導入
自動入札を使うときの条件や使うときの推奨設定、自動入札導入によりうまくいなかったときのアクションなど - URLパラメータの設定
パラメータ設定の一貫性を保ち、混乱を防ぐために重要 - 初期チューニング
考え方とポイント、問題解決方法などをまとめる - クレームの対応方法
前提と方針、クレーム発生時の手順と応急処置などをまとめる
上記は、弊社にあるルールの一部です。
また、弊社は、各広告媒体やGoolge Analyticsで「スタンダード」を整備しています。
このスタンダードには、その背景と目的、基本的な考え方が明確に記されており、アカウント構築から広告設定、実際の運用に至るまでのルールとガイドラインが網羅されています。これにより運用の一貫性が保たれ、効果的な広告キャンペーンの実施を可能にしているのです。
ということでみなさんも、ルールとガイドラインを確立し、広告運用の効果を高めることを考えてみてください!
またメールしますね!
石川