キーワードを言葉の意味で捉えると失敗する理由

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

ついにきましたね。。
2023年7月1日に、ユニバーサルアナリティックス(UA)のサポートが終了するようです。
以降は「Google Analytics 4」に切り替える必要があります。

来年なので「早く動かないと!」と思うかもしれませんが、まだあわてるような時間ではありません。
今もまだGoogle Analytics 4の仕様はコロコロ変わっており、専門家も混乱されている状況のようです。
とりあえず私は、Googleからの情報を引き続き待ち、周りの動向を伺わせていただこうと思います(_ _)

Google広告を出されている方は、Google Anlayticsとリンクされている方もいるでしょう。
広告を出すときは、キャンペーンの作成からはじまりますが、最初にするのは目標の選択です。
そのあと、検索か?ディスプレイか?と「キャンペーンタイプ」を選択する流れになります。

検索広告をつくるときに求められるひとつが「キーワード」の登録です。
必須なのは、広告を出すキーワードの登録です。広告を出しなくないキーワードがあれば除外もできます。

「どんなキーワードに広告を出したいか?」また「出したくないか?」を考えるとき、よくある間違いは、言葉の意味で考えて取捨することです。

やりがちなのは、除外する必要のないキーワードを除外する対応になります。
たとえば、住宅建築サービスの場合。「【一戸建て 失敗】のキーワードには【失敗】の言葉があるから除外しよう」「【一戸建て 格安】のキーワードには【格安】の言葉があるが、うちの住宅は高めなので除外しよう」このような対応です。

これらのキーワードですが、広告配信した結果、費用対効果などの視点で問題があれば除外するのはよいと思います。
ただ、最初から言葉の意味だけで判断し、あれこれと除外すると「機会損失」になる可能性があるのでご注意ください。

【一戸建て 失敗】と検索する人は「一戸建ての購入を考えているが失敗したくないので、そのために情報収集している」可能性があります。
【一戸建て 格安】のような金額に関する言葉を含むキーワードは、「購買に向けて行動している」可能性ある人も検索するキーワードです。
また「どれくらいが安いのか?」は人により異なります。
みなさんが「うちは高い!」と思っていても高くはない可能性もあるのです。
それに、顧客の予算以上であったとしても、高い商品には高い理由があるので、理由をしっかり伝えることで購入につながることも期待できます。

大事なのは、検索した人の目的や理由、背景・状況などを想像することです。
検索広告市場のキーワードには、「広告主が登録するキーワード」と「検索する人が検索する検索語句」があります。
広告を出すためのキーワードを選ぶとき、そして除外するときも大事なのは「顧客(検索ユーザー)視点」で考えることです。どんなキーワードで広告を出すか?どんな検索を除外対象にするかは「検索語句」から決めるのが基本です。

キーワードに限らず、広告主にある先入観は危険です。

先入観があると思考を狭くすることになり、論理的な思考を妨害するものにもなります。広告運用で致命的な障害になることもあるのです。
そのためにも、他者(専門家)に相談し、フィードバックを受けることは大事であると考えます。

そんなフィードバック制度もあるのが弊社の検索広告を体系的に学べる養成講座です。6ヶ月という長期サポート付きの講座です。
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石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー