こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
ソニーのAIが、めざましい進化を見せています!
ソニーのAI、プロゲーマー破る
AI開発が困難とされていた”複雑なゲーム”で、試行錯誤しながら学習する強化学習モデルを作ったようです。
自動運転をはじめ、産業用途に応用できる可能性もあるとのことで、今後も注目されそうですね。
強化学習は機械学習の一つですが、機械学習は広告運用においても欠かせないものです。
Google広告は機械学習により、広告アカウントの改善案を出してくれる「最適化案」を提供しています。
最適化案に表示される案にそって対応していった結果、成果が大きく向上することもあります。
ただ、Googleさんからの案ということで鵜呑みにし、あれもこれもと適用するのはよくない行動です。
案によっては、広告を出す目的・目標からすると適さないものもありますので。
最適化案に出るのは改善案ということで、案の内容でいっていることは基本的に良いことです。
そんな最適化案と付き合うときに大事なのは「リスク」を考えることだと思います。
案に表示されるのは、キーワードの追加、マッチタイプの変更、自動入札への変更など様々です。
こうした案を適用すると、インプレッションやクリック数は増加する傾向です。ただそれにより、コンバージョン数も増加するかは別なのですね。
また、案を適用することで費用が減ったとしても、CPA(コンバージョン単価)が下がるとは限りません。
そこで、案について考えるといいのは次の2つのことです。
- 広告を出す目的、目標からして適しているか?
- 広告の結果に悪い方向で影響することはないか?
広告を出す目的がコンバージョンであれば、コンバージョン視点で考えます。
案を適用することで、コンバージョンにもつながりそうか?「インプレッションが増える」「クリックが増える」ようなときは、増えることにより起こる問題はないかを考えましょう。
増えたとしても、広告戦略からするとムダになるかもしれません。
最適化案を適用しても、望む数値が改善されるとは限りません。
成果が出る、向上する保証はないのです。広告アカウントの改善において優先すべき施策は、最適化案に表示されていないことはよくあります。
最適化案には出ていないキャンペーンや広告グループを対象に施策した方が、結果、広告を出す目標からするとインパクトあることも多いです。
最適化案は、Googleから提供される一つの参考情報とし、広告運用に活用するのがよいでしょう。
案を適用することによるリスクも考え、Google広告とうまく付き合い、成果を出すことに挑戦してください!
今回お話しをしたGoogle広告の最適化案は、ディスプレイネットワーク(ディスプレイ広告向けのキャンペーン)にも表示されます。そんなディスプレイ広告について基礎から体系的に学び、実践もできるのが弊社の養成講座です。
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またメールしますね!
石川