広告運用で知っておくべき「戦略」の本質

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

ファミリーマートが、24時間営業のコインランドリー事業を売却したようです。

ファミマ、コインランドリー事業売却 併設店増えず

コンビニ店舗の改装や専用機器の導入にかかるコストが原因として挙げられていますが、コインランドリーやジムなどの追加サービスを導入することは、オペレーションの複雑化や人材不足といった課題を引き起こす可能性があります。

こうした課題に直面した場合、企業は事業の見直しや再構築を行い、より効率的で利益を生み出しやすい事業へと資源を再配分する戦略を検討することがあります。

記事に、「店舗のデジタル化に力を入れ、今までにない商品の企画を含めて新たなコンビニ像の確立を進めている」とありますが、新たなコンビニ像の確立を成功させるために不可欠なのが「戦略」です。

ファミマでいうと、戦略的なアプローチにより、デジタル化や新商品開発を通じて、顧客に新しい価値を届けることができ、市場での競争力を高めることができるわけです。

戦略で決めることをざっくりいうと「企業が目指す方向性」ですが、方向性を決めて、そして、具体的な方法「戦術」を考えます。

「広告運用の仕事は戦略ですか?」と聞かれることがありますが、広告には戦略もあり戦術もあります。

広告戦略を決め、そして、具体的な戦術(キーワード、ターゲティング、広告など)を考えますが、広告運用で理解すべき戦略は広告戦略だけではありません。

広告戦略はマーケティング戦略をもとに立てるため、マーケティングの理解が必要です。
そんなマーケティング戦略の上位には経営戦略があり、経営戦略を決めるには理念・ビジョンが必要です。
各戦略の位置づけを知ることが大事なのですね。

戦略は、いまの不確実な時代に必要なものです。
売上が下がる原因は、「市場の縮小」「自社シェアの減少」などありますが、そのためには「選択と集中」が求められます。

企業目標を達成するために必要な戦略ですが、戦略の本質は「何をやらないか」を選択することです。

捨てること、やらないことを決めるのは戦略で大事なことです。
何をやらないかを選択し、トレードオフ(何かを達成するために別の何かを犠牲にしなければならない関係)をおこなうのが戦略の本質になります。

何を選び何をやらないか、広告戦略をもとにどのような戦術を立てるとよいか?

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石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー