こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
ダッシュボードは、さまざまな情報を表やグラフ、チャートなどにして一つの画面に入れたものです。
情報には、売上や利益、コンバージョン数にCPA、アクセス数、PVなどがありますが、案件について重要なデータを可視化します。
マーケティングの目的や広告をはじめとした集客の役割に関する「重要な指標」を整理するのがポイントです。
可視化されたデータから「いま何が起きてるのか」を知り「次のアクション」につなげられるようにすることが大事ですが、ダッシュボードで原因を特定するまではできません。
ダッシュボードは、経営やマーケティング、広告の現状を確認・知るためのツールとして考えるとよいでしょう。
ツールには、Looker StudioやTableau、Power BIなどがあり、Google広告やYahoo!広告などの運用型広告の媒体にもダッシュボードはあります。
そんなダッシュボードの活用で重要なのは「要件整理」です。
ダッシュボードを作成するとき、ダッシュボードで実現したいことの整理からはじめます。
まずは、ダッシュボードの「目的」を明確にしましょう。
(経営、マーケティング、広告などの)どの課題に対してダッシュボードを使うか?
目的・目標が明確になっていないとダッシュボードを作れませんし、作ったとしても意味のないものになります。
「どのようなことが分かると、課題解決に近づくか」を考えましょう。
課題は複数あることも多いですが、そのときは「インパクトの大きさ」や「緊急度の高さ」を考え優先順位を付けます。
そして、目的、課題解決のために何を見る必要があるか?どのような情報を可視化したいのかを考えます。
目的や課題があれば、それに合わせて見たいデータが必ずあります。
KPI、KGI、集客の成果指標、顧客の行動データなど、データはさまざまですが、ダッシュボードに掲載するのは「全体」と「テーマ別」データです。
テーマ別には、集客、ページ、地域、店舗、担当者、時系列などありますが「どのような切り口で可視化する必要があるか」を考えましょう。
ダッシュボードに掲載するデータを決めたら、どのようなダッシュボードにするかですが、一覧性から1画面におさまるようにするとよいです。
テーマ別の情報を掲載すると1画面におさめるのは難しくなるため、そのときは無理におさめようとはせず、縦長にするとよいでしょう。
データを、表、グラフ、チャートを使用して、わかりやすい形式で可視化します。
見やすく、理解しやすいことを考えると配色やレイアウトも大事ですし、必要なデータに絞って表示するためフィルター機能も実装することを考えたいです。
ダッシュボードは、上司やクライアントなどが効果的な意思決定を行えるように支援するツールでもあるので、今回の内容を参考に、ぜひ活用してみてください!
来年1月26日(金)から開始する企業研修では、クライアントワークも学べます。
上司との対応を学ぶのにも参考になる「クライアントワーク研修」も含む企業研修です。
12月29日(金)まで超早期価格でご提供しています。
この機会にぜひ受講ください!
またメールしますね。
石川