「認知」を目的に広告を出すときの注意点

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

来週2月14日(月)は、バレンタインデーですね。
私は毎年、母親と妹2人からいただいてます。
毎年3個も貰っているモテメンなわけですが、今年のバレンタインは高級路線が進んでいるようです。
バレンタイン商戦本格化、高級路線進む 北関東の百貨店

水戸京成百貨店には、35ブランドが出店されているようですね。
セブンイレブンとのコラボでも話題になった「ピエール・エルメ」のチョコもあります。
ピエール・エルメの存在を、セブンイレブンで知った人、認知した人もいるのではないでしょうか。

認知といえば、「認知目的」で広告を出すことがあります。
広告を認知を目的に出すときは注意が必要です。
それは、広告を出す目的と、実際にやっていることの乖離です。

「認知」は、事象について知ること、知識のあることを意味する言葉です。
マーケティングでいうと「商品・サービスを、どれくらいの人が知っているか?」が認知であると考えます。
その場合、認知の視点で見る指標にあるのは「純粋想起率」また「助成想起率」です。

これらの指標には、ブランド(商品・サービス)を提示することにより、そのブランドを知っていると認識できるか?
ブランドを提示せず(自力で)思い出せるかどうかのような違いがあります。
認知率の数値は、一般的にアンケートで取ることが多いです。

認知を目的に広告を出すときは、認知向上を目指す顧客(ターゲット層)を意識することが大事です。
そんな認知目的で出す広告の結果の判断を、広告の表示(インプレッション)やクリックですることがあるようです。
こうした数値をKPIにするのは注意が必要です。

なぜかというと、インプレッションが増えたからといって認知向上されているとは限らないからです。
クリックされていても、それにより認知向上につながっているとも限りません。まあそれでも、何も測らないよりは良いでしょう。
広告を認知を目的に出しているとき、何も測定していないこともありますので。

どんな広告でも、広告を出す目的が明確であれば、何かしらの方法で測定はできると考えます。
そのためにも、広告を出す目的をはっきりさせなければなりません。
広告に期待すること、求めることを理解し、認知目的でも測定は必ずしましょう。

広告といえば、テレビ東京の広告収入が好調なようです。
それもあり、純利益は前年比の2倍になるとのことです。
テレ東HD、純利益2倍 今期20円増配

背景には「広告出稿に積極的な姿勢を見せる企業もあったこと」と言われています。
それが追い風になったようですね。テレビ東京には、テレ東直販のCMがあります。
Smart Ad Sales

「運用型」と呼ばれるテレビCMもありますが、中小企業にとっても、テレビに広告を出すことが身近になってきた印象です。
昨今では、広告にデジタルサイネージを活用することも多いです。
消費者、生活者を取り巻くメディア環境は変化しているため、広告を出すときは特定に執着せず、視点を広げて考えましょう!

広告のひとつがインターネット広告ですが、ネット広告の中で露出が多いのはディスプレイ広告です。
そんなディスプレイ広告について基礎から体系的に学び、実践もできるのが弊社の養成講座になります。
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石川

株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー