こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
広告がクリックされてページには到達しているのに、コンバージョンが発生しない場合、原因が広告にあるのか、それともランディングページにあるのかを見極めることが重要です。
このとき、まずは広告側でできる限りの改善に取り組み、原因がランディングページにあるかどうかを判断しやすくすることが効果的です。
広告運用を見直す際には、ターゲットを定義し、そのターゲットに対して広告が適切な環境で表示されるよう調整していくことが重要です。
検索連動型広告を改善するチェックポイントには次のようなことがあります。
キャンペーンを絞る
複数のキャンペーンがある場合、コンバージョンの実績が高いキャンペーンや、コンバージョンが見込めるものに絞り、他のキャンペーンは停止または予算を抑えます。
広告グループを整理する
キャンペーン内に広告グループが多数ある場合、結果を出している広告グループに集中させ、それ以外の広告グループは停止を検討します。
キーワードを精査する
広告グループ内に多くのキーワードを登録している場合、コンバージョンの実績がないものや表示されていないキーワードを停止し、投資するキーワードを絞ります。
広告文の評価
広告やアセットを確認し、広告を出す目的の基準で評価をしましょう。問題がある場合は、アセットを変更したり、広告を根本から見直したり、見出しや説明文を固定して配信することが検討できます。
予算配分の見直し
コンバージョン実績に基づいて、予算を最適化します。成果が出ているキャンペーンに予算を集中的に配分することで、広告費をより効果的に活用することが可能です。成果が出ていないキャンペーンの予算は抑え、リソースを成果の出やすい領域に集中させることが重要です。
入札単価の調整
手動入札で運用している場合、結果を見ながら適した入札単価を設定し、予算を有効に活用できるよう調整します。成果が出てきたら、自動入札への切り替えも検討し、さらに最適化を図ることを視野に入れましょう。
ターゲティングの調整
コンバージョン実績のある地域やデバイスなどに絞り込むことを考えます。とくに予算が少ない場合は、結果を見て特定の対象に絞って広告を出すことを考えるとよいです。
こうして、ターゲットや予算、成果に基づいて広告を最適化することで、予算の無駄を減らし、広告のパフォーマンスを改善できます。日々の確認と調整で80点以上の広告運用を目指し、コンバージョンに結びつけましょう。
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