新機能を取り入れる前に考える広告運用のポイント

こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。

Yahoo!の検索広告で、入札戦略の最適化に使用するコンバージョンをキャンペーン単位で選択できるようになりました。

【検索広告】入札戦略の最適化に使用するコンバージョンを選択する機能の提供について|LINEヤフー for Business

このように、Yahoo!広告やGoogle広告では、新機能が追加されたり、既存の機能が変更されたりと、絶えず進化を続けています。広告運用において、新しい機能はチャンスなため、変化に柔軟に対応したいです。ただ、新機能を導入すべきかどうかは慎重に判断する必要があります。

新しい機能への対応で大事なのは、目的と戦略に沿った選択です。新機能が増えたからといって、すべての機能を使うことが正解とは限りません。広告を出す目的や目標に貢献するかが何よりも重要です。

たとえば、ターゲティングを強化するために新たに追加されたオプションがあっても、それが広告の目標に適していなければ、逆効果を招くこともあります。こうした機能を活かして成果を上げるためには、まず広告の戦略が明確であることが必要です。戦略に沿った適した機能を選んではじめて、期待する効果が得られるのです。

新しい機能の導入前には、以下の点に留意しましょう。

  1. 目的と目標に合致しているか
    機能を追加することで、最終的に目標達成に近づけるかを考えます。
  2. ターゲットと適合するか
    自社が狙うターゲットに対して、その機能が効果的に働くかを考えましょう。
  3. 現在の運用リソースに見合っているか
    新機能を使うために必要な予算や人的リソースが、現状の運用体制に無理なく組み込めるかを見極めます。

広告運用では、つねに目的と戦略に基づいて適した判断を下す力が求められます。新しい機能が次々と登場しても、冷静に広告の目標とターゲット、運用リソースを基に使うべきかどうかを判断することが、広告の効果を高めるための鍵です。


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株式会社キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティング支援/現役のマーケター&広告運用プレイヤー