こんにちは!
キーワードマーケティングの石川です。
先日、弊社のメディアで「指名検索」に関する調査結果を公開しました。
指名検索キーワードに広告を出すべきか否かについては、広告運用でよく議論されることです。
広告を出すか否かですが、以下のどちらにも当てはまる場合は、出さない方向で考えてみるのもよいです。
- 指名検索で、自然検索の1位に自社サイトが表示される
- 指名検索で、競合他社の広告が広告されない
これらに一致する場合、指名検索については自然検索(SEO)でカバーできる可能性があり、競合他社に奪われることも低くなることが考えられます。
この場合、指名検索の分を普通名詞キーワードに配分することが検討できますが、指名検索キーワードの取捨で考慮すべきことが3つあります。
1つ目は、指名検索キーワードを「部分一致」で配信している場合です。
この場合、「指名検索に関連のある語句」でコンバージョンしている可能性があります。
そのため、指名検索キーワードを停止する前に、検索語句を必ず確認しましょう。
2つ目は、指名検索キーワードを含むキャンペーンで、コンバージョンへの貢献として大きいのが指名検索キーワードの場合です。
この場合、指名検索キーワードを停止すると、機械学習に影響が出る可能性があります。
それにより、キャンペーンの成果が下がる可能性がありますので、停止をする際は注意が必要です。
3つ目は、指名検索キーワードで表示させたい「理想のページ」がある場合です。
自然検索で上位に表示されるページは、そのページとは異なる場合があり、そうなると、期待する成果が出ない可能性があります。
競合他社の広告が、”いまは表示されていない”としても、今後、表示される可能性があります。
そのため、狙うキーワードでの掲載結果は定期的に確認しましょう。
指名検索キーワードを停止する場合は、「停止する前」と「停止した後」の結果を比較することが大事です。
「コンバージョンの総数を減らすようなことになっていないか」を確認ください。
とくに、コンバージョン全体のうち、指名検索が過半数を占めるような場合は、結果を必ず評価しましょう。
コンバージョン全体のうち過半数を指名検索キーワードが占めるような場合、指名検索で使用する費用が大きいことも考えられます。
この場合は、指名検索キーワードを停止したり、費用を削減してその分を他に投資することも考えたいです。
そこで大切なのは、広告を戦術ではなく「戦略」から見直すことです。
広告戦略から見直して再構築し、その上で、戦術を改めて考えることが重要です。
そんな広告戦略から戦術まで、企業の広告運用を支援できる人材を紹介できるのが、弊社の業務委託マッチングサービス「アドむすび」です。
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石川