ブログで成果を出せる人材を養成するオンライン講座。全10回のパッケージ版。動画で繰り返し学び、実践できます。執筆とブログ運営に役立つツール付きです。
本講座で学べるのは、ブログで成果を出せるノウハウです。ブログで成果を出すために学ぶ必要があるのは、ブログの目的・目標/戦略/記事の設計/執筆/デザイン/監視・運用体制構築/分析/改善などです。本講座は、ブログで成果を出すために必要なこれらの知識とノウハウを体系的に学び、実践できる講座です。
今回ご提供するのは、2022年12月~2023年2月に開催した講座の全10回パッケージ版。
本講座をオススメするのは、次のような悩みのある方です。
- 「ブログに何を書けばいいのか分からない」「ブログに書くネタがない」「ブログに書くテーマで悩むことが多い」
- 「ブログはあるけど作っただけで放置している」「ブログを更新していない」
- 「ブログになんとなく取り組んでいる」「ブログを更新しているけど挫折しそう」
- 「ブログを書いているのに成果が出ない」「ブログのアクセスが伸びない」「ブログが経営に貢献していない」
このようなブログに悩みのある方、そして、これから事業でブログを活用したいと考えている方が対象の講座。同業者の方も参加いただけます。
ブログで成功を出すために必要な思考は?
ブログで成功するために、まず知ってほしいことがあります。それは、ブログはすぐに期待する成果が出るメディアではないことです。
ブログは「育てる」メディアです。育てるということで、成果が出るまでに時間がかかります。
ブログでよくある失敗は、ブログの目標を「広告と同じ目標」で設定することです。広告でよく設定する「コンバージョン」の目標でブログをはじめると失敗する可能性は高くなります。
そんなブログを書くときに意識するのは「誰のための?」です。誰について、広告では「ターゲット」を対象者に設定することが多いですが、ブログでは「読み手(読者)」を設定します。読み手を明確にして取り組むことが大事です
ブログを通して提供するのは、読み手の問題、課題にこたえる情報です。読み手の問題、課題に“こたえるための場”がない場合、ブログ(自社メディア)を構築し、ブログを通してこたえることが検討できます。
ブログで成果を出すために必要な10のこと
ブログで成果を出すために必要なことは、大きく分けると次の10のことです。
1.目的を明確にしてからはじめる
なぜ、ブログが必要なのでしょうか?顧客を獲得するため、維持するため?採用活動のため?何のためにブログをつくるのか、ブログを運営するのかを明確にしましょう。
ブログの目的がずれると、以降に解説する9つのことすべてがずれ、ブログは失敗に終わります。
ブログで情報発信することは目的ではありません。「何のために情報発信をするのか?」を考えると、ブログの目的が見えてくることでしょう
顧客の「質」を上げることにブログが貢献することもあります。
2.定量目標を設定
KPIをどうするか?定量目標なので数値化しましょう。
ブログを売上につなげるとなると、目標はコンバージョンに関することにしたいかもしれません。
ただ、最初から目標をコンバージョンにはしない方がよいです。ブログをはじめるときは、売上を意識しすぎないことが大事だと考えます。売上を意識しすぎると、KPIがおのずと売上に近いものになり、その結果、最初から目標がコンバージョンになることがあります。
ブログの目標は変わるものです。なぜなら、ブログは育てるメディアだからです。KPIは、フェーズにより変わります。
3.ブログの方向性を決める
方向性となると「戦略」です。戦略では「ターゲット」を決めることがありますが、ブログの戦略では、広告を出すときのようなターゲットの設定はしない方がよいと考えます。方向性で、細かい人物像を決めるようなことはしません。
人物で決めるのは、おおまかに「どんな対象に向けたブログにするか?」です。大事なのは「最大公約数的」な観点で決めることです。
方向性を決めるためには自社の分析も必要です。自社が市場に何を提供できるのか?ブログでは「何を書くのか?」を決めるのと同じくらい「何を書かないか?」を決めることも大事です。そのためにも、方向性を明確にしましょう。
4.情報収集、リサーチ
アウトプットするには、インプットが必要です。ブログの悩みでよくあるのはネタをどうするか?ネタになる情報はさまざまです。
業務で経験したこと、顧客とのコミュニケーションで得た情報、SNSやコミュニティサイトの情報、検索キーワードなど。ヒアリングをしたり、現場に行ったり、インターネットで情報収集をします。
情報収集して得た情報から記事のテーマを決めるとき覚えておきたいことがあります。それは、「ブログには、どのようなタイプの記事があるのか?」です。タイプには「~とは」「~方法」「~理由」「~選び方」などありますが、タイプの選定で意識するのは読み手です。読み手には「何かの知識を得たい」「何かの不安がある」「何かを検討している」などありますが、読み手にあわせてどのタイプの記事にするかを考えるのです。
5.記事の設計書を作成
記事をSEO向けにするか?SNSでシェアを狙う記事にするか?記事ごとに「設計書」をつくります。「どのようなコンセプトのブログにするのか?」を決めましょう。
そして、「読み手」をどうするかも決めます。 読み手を決めるのはこのタイミングです。
“読み手の役に立つ記事”にすることを前提に「執筆に取り組みやすくするための情報」をまとめます。
6.執筆
わかりやすく、伝わりやすくを配慮するのが基本です。読み手が「読みやすい」「見やすい」「理解しやすい」「納得感がある」「共感できる」、そして「行動につながる」そんな良い記事を書くことを考えます。
ブログには、ブログならではの構成と表現、ブログならではの入れる情報があります。
執筆のスキルを高めるには、執筆のトレーニングを積むことが大事です。
7.デザイン
記事内の画像、イラスト、図解、表などをどうするか?ブログといえばアイキャッチです。デザインの力で「自分のための記事だと思ってもらうにはどうするか?」「共感してもらうためにはどう表現するか?」などを考えます。
デザイナーさんの力を借りるには、指示の出し方がポイントです。良いデザインにするため、デザイナーさんに伝えるべき情報があります。
デザインでは「記事の使いやすさ」「シェアのしやすさ」を考えることが大事です。
8.プロモーション
記事を書いても、見てほしい人に見てもらわないと意味がありません。そこで、記事を公開したあとに「お知らせ」する必要があります。
お知らせでできるのは「自社サイトで案内」「SNSでシェア」「メルマガに入れる」「外部サイトへの掲載」「シェアの依頼」などです。記事を知らせるときのポイントを学ぶことも大事です。
9.監視、分析
まずは、監視、分析するための準備をしましょう。アクセス解析ツールの導入などをおこないますが、まずは準備です。
「どの数値を見るのか?」ですが、広告とは違い最初に見るのはコンバージョンに関する数値ではありません。最初は、コンバージョンはもちろん、クリックなどの数値を“気にしすぎない”のも大事です。
10.改善、更新
記事を公開した後の結果を見て、改善に取り組みます。どのように判断し、何をするか?
ブログは育てるメディアなので更新することも大事です。
本講座では、これら10のことを学び、ワークを通して実践できます。
全10回の講座内容。各回にワークを用意!学びながら実践できる講座です
本講座は、全10回の講座です。以下が各回で学べることです。
1回目 目的と目標
- ブログの現実を知る
- ブログに先行投資が必要な理由
- 情報提供はブログでなくてもできる
- ブログは育てるメディア
- ブログ記事公開までの流れ
- ブログの「目的」を決めるポイント
- (例)弊社ブログの目的
- 目的を決めるときに問う6つのこと
- ブログの目標をどうするか?目標(KPI)を設定するポイント
- (例)弊社ブログの目標
- ワーク:ブログの「目的」と「目標」を決めることに挑戦!
2回目 ブログの方向性
- どんなブログにするかを言葉にする
- 良い記事にある3つのこと
- 「何をする」ブログにするのかを決める
- 自社を分析し「何を」を決める
- (例)弊社の「何を」
- 組織でブログ運営する場合は「役割」と「権限」を決める
- 組織で運営する場合、記事公開までのフローと主担当者を決める
- 「誰に」を決める
- 「誰に」を決めるときに考える6つのこと
- (例)弊社の「誰に」
- 方向性を言葉にする
- (例)弊社の方向性
- ワーク:ブログの方向性を決めることに挑戦!「誰に」と「何を」を言葉にし、方向性を決めましょう
3回目 記事テーマ決定のための情報収集
- ブログの方向性から、どんな記事を投稿できそうかを考える
- 記事の「テーマ」とは?
- 「記事のタイプ」を知る
- 記事には「ストック」と「フロー」がある
- 記事のテーマを決めるとき参考になる8つの情報
- 業務での経験が記事になる
- 業界の情報を収集する方法
- SEOを意識する記事で取り組むこと
- 検索結果で上位表示するために理解したいGoogleと検索ユーザーのこと
- 競合他社のページを確認するときのポイント
- 記事をどう広めるか?SEO以外にSNSなどでのシェア狙いもある
- 組織でブログ運営する場合は社内で情報共有する仕組みをつくる
- ツールを活用して記事を充実させる
- Q&Aサイト、コミュニティを見て、記事テーマを考える
- テーマの優先順位を決める
- テーマを整理する方法
- 「テーマを決めた背景」を明確にする
- 読み手はどんな人か?読み手を言葉にする
- 「テーマについて書く記事がどう役に立つのか?」を考える
- 記事の最後に入れる「行動」に関する情報
- 組織で運営する場合は、ブログにスタッフの良さが出ることを目指す
- ワーク:「テーマ」「読み手」「どう役に立つのか」「どんな行動を起こしてほしいか」を決定!
4回目 記事の設計書作成
- 記事1本1本でつくる設計書とは?
- 設計書(アウトラインシート)の方針
- ブログ記事の構成を理解
- 記事の設計に取り組むにあたり理解したいHTMLの基本構造
- 見出し<h>を入れる理由
- 記事は「リード文」「見出し」「まとめ」で構成
- 講座向けに開発したアウトラインシートを解説
- 「仮タイトル」を決める。タイトルを決めるポイント
- マインドマップで構成をつくる方法
- ワーク:設計書(アウトラインシート)の作成に挑戦!
5回目 執筆のルール
- 執筆ルール、ガイドラインを決める
- (例)弊社のルール、ガイドライン
- 執筆で必要な6つのルール、ガイドライン
- 執筆でやらないこと、やってはいけないこと
- デザインのルール、ガイドライン
- ブログに公開するデータで注意すること
- フィードバックはする側、される側の心を前に進める
- ワーク:表記のルールに沿った文章に改善することに挑戦!
6回目 執筆の実践
- “わかりやすさ”を意識して執筆する
- 「読み手」を意識して執筆に取り組む
- わかりやすさで意識する14のこと
- 言葉の使い方や表現について不安な場合は必ず調べる
- 執筆で「伝わりやすくする」ためにできる5つのこと
- タイトルを付けるときに意識する7つのこと
- 執筆後のチェック項目
- ワーク:執筆に挑戦!
7回目 デザイン
- ブログのデザインで知っておくこと
- デザインのルール、ガイドラインに沿ってデザイン
- デザインについて、知っておきたいHTML
- 色のルールを決める
- 画像の選び方
- 記事のメッセージに合わせた写真を掲載
- 写真の中で重要な箇所が目立つように撮影
- 写真の中で重要な箇所が目立つように編集して掲載
- キャプチャ画像は該当箇所が目立つように編集して掲載
- 図解で説明
- ExcelやPowerPointの一部を画像にして公開
- 記事の中に“適度に”画像を入れる
- 画像で伝えることを補足するテキストを追加
- 更新情報を入れる
- 著者情報を入れる
- アイキャッチの作成
- 自力で画像をつくる方法
- デザイナーに依頼するポイント
- ワーク:執筆した記事の「デザイン」に挑戦!
8回目 プロモーション
- SNSで記事を紹介
- リツイート、いいね、返信でコミュニケーション
- 紹介文は、記事の要約
- 伝えたいことを「画像」で表現して投稿、そのうえで記事を紹介
- イラスト、漫画、図解、写真、スライド・・・表現方法を考える
- 記事の一部を画像にして投稿、そのうえで記事を紹介
- メルマガで紹介
- 他の人に紹介を依頼
- Noteを活用。弊社の例
- 検索からの流入を狙う
- 業務の中で使う機会を考える。できる8つのこと
- ブログの感想を共有する仕組みをつくる
- ワーク:Twitterの投稿を考えることに挑戦!
9回目 監視・運用体制の構築
- 記事のスケジュールを管理するシートを作成
- 記事の進捗を管理するシートを作成
- Trelloでスケジュール、進捗管理
- Search Consoleを導入
- 検索エンジンが記事を認識しているかを確認
- Google Analytics 4を導入
- Google Analytics 4で設定する3つのこと
- ヒートマップツールを導入
- 競合他社を調査できるツールを利用
- 検索語句を管理するシートを作成
- 検索結果の順位を管理するシートを作成
- 順位チェックする4つの方法
- 記事を管理するシートを作成
- ワーク:「検索語句管理シート」の作成に挑戦!
10回目 ブログの分析と改善、更新
- ブログで見る「数値」は?
- Search Consoleで狙う検索語句の流入状況を確認
- Search Consoleで記事のインデックス登録状況を確認
- Google Analytics 4でブログへの流入元を確認
- Google Analytics 4で新規ユーザーの数値を確認
- Google Analytics 4で記事ごとの数値を確認
- Google Analytics 4でコンバージョンの数値を確認
- Google Analytics 4の探索で「日別」の結果を確認
- Google Analytics 4の探索で「ランディングページ」の分析
- Google Analytics 4の探索でブログが目的に貢献しているかを確認
- Google Analytics 4の探索で「リピート状況」を確認
- ヒートマップツールの概要と使い方
- 記事が検索結果の上位に表示されないときの対応
- 記事を更新するポイント
- ワーク:ブログをはじめましょう。講座で学んだこと、これからブログで取り組みたいことをシェア!
講師の紹介
キーワードマーケティング 執行役員/インハウス支援室 室長/マーケティングコンサルタント/広告運用プレイヤー
- 元エンジニアとしてIT関連企業に勤務。システム開発、ネットワーク構築、セキュリティ設計などをおこなう。
- 広告運用代行(広告戦略から広告アカウント構築、広告運用まですべての仕事を担当)、マーケティング支援、ランディングページ制作、システム開発(VBAやScriptによる広告業務の効率化ツール)、講師、執筆業など担当。
- 広告運用業務、自社マーケティングの施策を自らおこなう実践家。
- 弊社公式サイトのブログ執筆を担当。
- クライアント企業のブログ運営を担当。
講座の概要
本講座は、全10回のパッケージ版です。受講開始後、すべての動画をご覧いただけます。
各回の内容と動画再生時間
第01回 目的と目標 36分44秒
第02回 ブログの方向性 26分52秒
第03回 記事テーマ決定のための情報収集 51分51秒
第04回 記事の設計書作成 23分07秒
第05回 執筆のルール 47分00秒
第06回 執筆の実践 43分16秒
第07回 デザイン 40分31秒
第08回 プロモーション 20分19秒
第09回 監視・運用体制の構築 44分11秒
第10回 ブログの分析と改善、更新 41分48秒
動画は、ストリーミング形式とダウンロード形式でご提供します。
ブラウザ上で視聴できますし、ダウンロードして視聴することも可能です。
講座で提供するツール、資料
講座で紹介するツール、資料はすべてダウンロード、閲覧いただけます。
以下が、講座で提供するツール、資料です。
- アウトラインシート(記事の設計書)
- 表記のルール
- デザインのルール、ガイドライン
- フィードバックのルール、ガイドライン
- 執筆後のチェック項目
- デザイナーに依頼すること
- スケジュール管理シート
- 進捗管理シート
- 記事管理シート
- 検索語句管理シート
- 順位チェックシート
サポート期間
受講開始後、90日になります。
サポートで対応するのは、ご提出いただいたワークのフィードバックと、講座内容についてのご質問の回答です。
※ワークの提出は任意です。
記事のフィードバック、添削のサービス付きです。
※執筆した記事のフィードバックは、3営業日以上いただく可能性があります。
受講料金
49,500円(税込)
講座1回あたり4,950円(税込)です。
繰り返し何度も見れる動画とサポート付きです。
ダイジェスト動画をご覧ください
動画は、動画配信サービス「Vimeo」に公開します。
動画は「倍速」で見ることができます。
受講に必要なモノ
本講座の受講に必要なのは次のモノです。
- Windows 10以上がインストールされたパソコン。
※ Macでは動作検証をしていません。Macだと、ご提供するファイルを正常に開けない可能性があります。 - Microsoft Excel 2013以上がインストールされたパソコン。
- ヘッドホンまたはイヤホン。
※ 動画を視聴するときに使用します。