新機能!検索広告向けユーザー属性ターゲティング(DFSA)大全

ついに、検索連動型広告(以下、検索広告)で、ユーザー属性(性別・年齢)に基づいて広告を出せる「DFSA」がリリースされました。ただいま、2016年11月8日ですが、ほとんどのアカウントに適用されていると思います。

ということで、今回の記事では、そんなDFSAの概要から設定方法、注意点まで、「DFSAを使うにあたり必要な知識のすべて」をお届けします。

DFSAの概要。どんなときに使う?

DFSA(Demographic for Search Ads)は、「特定の性別・年齢に当てはまる可能性の高いユーザーに絞り込んで広告を出せる機能」です。ディスプレイ広告では、以前から使えた機能[]ですが、ついに検索広告でも、性別・年齢に合わせてターゲティングできるようになりました。

本機能でできることは、「性別・年齢で絞り込んで検索広告を出すこと」です。ですので、検索広告を、「女性だけに出したい」、「20代後半~40代前半までに出したい」、「10代にはできるだけ出したくない」というように、「性別・年齢というユーザー属性で広告をコントロールしたいときに有効な機能」です。


ディスプレイ広告では、性別・年齢に加え、「子供の有無(子供あり、子供なし、不明)」も選択できます。

DFSAでできることは?

  • 特定の性別、年齢に絞り込んで検索広告を出すこと。
  • 性別、年齢ごとに入札単価を設定。
  • 特定の性別、年齢に検索広告が表示されないように除外設定。
  • 性別、年齢に基づいたデータの確認。

絞り込みの対象にできる性別、年齢は次の通りです。

  • 年齢=【18~24 歳】、【25~34 歳】、【35~44 歳】、【45~54 歳】、【55~64 歳】、【65 歳以上】、【不明】
  • 性別=【男性】、【女性】、【不明】

複数を選択して絞り込むことも、もちろん可能です。

DFSAの設定方法

特定の性別・年齢に絞り込んで検索広告を出す方法

設定は、「広告グループ」に対して行えます。

  1. 設定したい広告グループのある「キャンペーン」をクリックします。
    キャンペーンをクリック
  2. 「ユーザーリスト」→「ターゲット設定」の順にクリックします。
    ユーザーリスト→ターゲット設定の順にクリック
  3. 設定したい「広告グループ」を選びます。
    広告グループを選択
  4. 「ターゲティングを追加」から「ユーザー属性」を選びます。
    ユーザー属性を選択
  5. 「検索広告を出したい性別・年齢のみ」を選択します。広告を出したくない性別・年齢はチェックを外してください。その後、「閉じる」をクリックします。
    広告を出したい性別・年齢を選択
  6. 「保存」をクリックします。
    保存をクリック

設定したターゲティングを確認する方法

  1. 確認したい「広告グループ」をクリックします。
    広告グループをクリック
  2. 「ユーザーリスト」→「ユーザー属性」の順にクリックします。
    ユーザーリスト→ユーザー属性の順にクリック
  3. 「性別」タブで、「性別のターゲティング」を確認できます。
    性別タブをチェック
  4. 「年齢」タブをクリックすると、「年齢のターゲティング」を確認できます。
    年齢タブをチェック

特定の性別・年齢の入札単価を変更する方法

  1. 変更したい「広告グループ」をクリックします。
    広告グループを選択
  2. 「ユーザーリスト」→「ユーザー属性」の順にクリックします。
    ユーザーリスト→ユーザー属性の順にクリック
  3. 「性別」または「年齢」タブを選び、変更したい項目をクリックします(例 性別の「男性」を変更する場合は、下記図の②をクリック)。その後、入単価調整比を入力(下記図の③)し、保存ボタンをクリックしてください。
    入札単価調整比を設定
  4. 複数項目の入札単価を一度に変更する場合は、「編集」から行います。下記図の①~⑤の順番で操作してください。
    複数の項目の入札単価調整比を変更

特定の性別・年齢に広告が出ないように除外する方法

設定は、「キャンペーン」に対して行えます。

  1. 除外したい「キャンペーン」をクリックします。
    キャンペーンをクリック
  2. 「ユーザーリスト」→「ユーザー属性」の順にクリックします。その後、「ターゲット設定」をクリックしてください。
    ユーザーリスト→ユーザー属性の順にクリック。その後、ターゲット設定をクリック
  3. 「キャンペーンの除外設定を追加」から「ユーザー属性」を選びます。
    除外設定からユーザー属性を選択
  4. 除外したい「性別」、「年齢」にチェックを入れます。その後、「保存」をクリックしてください。
    除外したい年齢、性別を選択

性別・年齢を基準にしたデータを確認する方法

簡単に確認する方法

「ユーザー属性」に表示されるグラフで、性別・年齢別のデータをざっくり確認できます。
グラフで性別・年齢別のデータを表示

データは、「クリック数」、「コンバージョン」、「表示回数」単位で確認できます。
クリック・表示回数・コンバージョン別で表示

レポートで詳細なデータを確認

まずは、データを確認したい「キャンペーン」または「広告グループ」を選びます。
その後、「ユーザーリスト」→「ユーザー属性」の順にクリックしてください。すると、「広告グループ」また「キャンペーン」別で、詳細なデータを確認できます。
DFSA詳細なデータを確認

性別・年齢の組み合わせでデータを確認する方法

  1. 「ユーザー属性の組み合わせの表示」をクリックします。
    dfsa_show_04
  2. 「ターゲティング方法を選択」で、「性別」を選びます。
    dfsa_show_05
  3. 「ターゲティング方法を選択」で「年齢」を選びます。
    dfsa_show_06
  4. 性別・年齢別のデータが表示されました。
    dfsa_show_07

DFSAを使うときの注意点。「不明」の考え方

性別・年齢とも、項目に「不明」があります。不明に含まれるのは、「性別、年齢がわからなかったユーザー」です。

実は、ユーザーの多くは、この不明に分類されることも多いのです。なぜ、不明が多くなるのかというと、Googleのシステムがユーザー属性を特定・推測できないことがあるからです。

システムは、属性(性別・年齢)を、「Googleアカウントのプロフィール」、「サイトの閲覧履歴」、「サイトで入力した情報」などから特定・推測しているようです。このような仕様のため、Googleアカウントでログインしていない場合は属性を特定できないですし、サイトの閲覧履歴はあくまでも推測なので、「性別・年齢がわからない」と判断することも多いわけです。

ですので、機会損失を考えると、「不明」を含めて広告を出すのがお薦めです。

また、DFSAを使って絞り込みをするときは、思い込みで設定せず、まずは、性別・年齢を基準にしたデータを見てみましょう。実際に使うのは、それから検討するとよいです。「男性のコンバージョンが多いと思っていたけど、女性も多かった」、「コンバージョンの中心は20代だと思っていたのに、40代後半以降も多かった」と。このような事実が意外とあるからです。

ターゲティングを使うときの大事な思考

また一つ、新しいターゲティング機能が追加されました。これで、「こんな人に広告を出したいな~」と思う人を、より狙って広告を出せるようになった人もいるのではないでしょうか?

商品・サービスに、「女性専用」、「シニア向け」などの、明らかな傾向がある場合は、早速使ってみるのもよいでしょう。DFSAを使うと、年代に合わせた広告を作ったり、性別ごとに表示するキーワードやランディングページを変えることも可能です。

ただ、属性で絞り込んで広告を出すと、機会損失が起きることもあります。これは、DFSAに限らず、ターゲティングすると、広告投資の効率は上がる傾向ですが、コンバージョン数は減る可能性があるのです。広告を出す上では、「効率」と「数」のバランスを考えることはとても大事です。ということで、「絞り込むことによるリスク」も踏まえて、DFSAを使うことを考えてみてください。


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