2017年の成功のために覚えておくべきこと!2016年AdWords、Yahoo!プロモーション広告アップデートBest10

早いもので、2016年も今日で終わりですね。

今年は、世間を揺るがすほど大きなニュースの多い年だったのではないでしょうか?
経済では、EU離脱に米大統領選。エンタメでは、あのSMAPが解散発表しましたね。スポーツでは、私も応援している広島カープが25年ぶりにリーグ優勝しました!
振り返ると、毎月のように、こうしたビッグニュースがあった気がします。

そんな大きなニュースは、運用型広告の世界にも色々と。今年は、Google AdWordsとYahoo!プロモーション広告で、広告主を揺るがすほど大きなアップデートの多い年でした。

ということで本記事では、2016年にリリースされたアップデートの中から、「2017年にGoogle AdWords、Yahoo!プロモーション広告で成功するために覚えてほしいアップデート」を弊社独自のランキングでご紹介します。

それでは、10位→1位まで、カウントダウンm9(゚∀゚)

10位 YDNに登録できる画像ファイルの上限サイズが変更

あまり注目されていませんが、小さいようで大きな変更です。
登録できる「横1,200×縦628ピクセル画像」のファイルサイズの上限が、400KB→150KBまでに変わりました。

変更した目的は、ユーザビリティの向上とのことです。今年は、モバイル時代に合わせた機能追加・改善の多い年でしたが、この変更もその中の一つと言えるでしょう。

サイズが小さくなると、画像で表現できる範囲は狭くなります。
ですので、今後は限られたサイズの中で、より良い広告を作るスキルが求められるわけです。

※登録済みの画像には影響ありません。

【参考記事】
画像ファイルのサイズ上限変更について
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2016/0726.html

9位 検索広告向けユーザー属性ターゲティング(DFSA)のリリース

DFSAは、特定の性別・年齢に当てはまる可能性の高いユーザーに絞り込んで広告を出せる機能です。

DFSAを使うと、「特定の性別・年齢に絞り込んで広告を配信」、「特定の性別・年齢に広告が出ないように除外設定」、「性別・年齢ごとに入札単価を設定」などをして広告を出せます。
商品・サービスに、「女性専用」、「シニア向け」などの、明らかな傾向がある場合は使ってみるとよいでしょう。

ただ、属性で絞り込んで広告を出すと、機会損失が起きることもあります。
DFSAに限らず、ターゲティングすると、広告投資の効率は上がる傾向ですが、コンバージョン数は減る可能性があるのです。
ですので、「DFSAを使うか否か?」は、絞り込むことによるリスクも踏まえて考えてみてください。

【参考記事】
新機能!検索広告向けユーザー属性ターゲティング(DFSA)大全
http://inhouse.niche-marketing.jp/blog/ppc/google-adwords/dfsa/

8位 YDNで月別レポートの作成が可能に

アカウント、キャンペーン、広告グループなどのレポートを月別で作成できるようになりました。
レポートを月別で作ることはよくあるので、待ちに待った人も多かったのではないでしょうか?

レポートは、「表示切替」で【月】を選ぶことで作成できます。

YDN月別でレポート作成

【参考記事】
インポート用テンプレート変更およびパフォーマンスレポートの表示切替の項目追加について
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2016/0627.html

7位 PC検索結果の右側の広告枠を削除

Googleは2月に、Yahoo!JAPANは10月に削除されました。

不安になった人もいるでしょうが、広告運用を適切にされているアカウントでは、特に大きな影響はなかったと思います。
「今年になって問い合わせが減ってきた」、「広告費を消化しない月が多くなってきたな」という方は、影響を受けている可能性があるかもしれません。
その場合、まずは主要なキーワードだけでも良いので、前年比などで掲載状況を比較してみるとよいでしょう。

6位 アドバンスドURLシステムの導入

システムの導入により、「広告のリンク先URLを管理する方法」が変わりました。
移行作業は既に完了しているので、本記事では、移行後の3つの注意点についてお話しします。

一つ目は、従来形式の広告の配信について。
従来形式の広告は、2016年10月24日~2017年2月末頃の期間内で順次配信停止されます。

二つ目は、自動移行された広告のその後の対応について。
手動で移行しなかった場合など、一部の広告は、システムにより自動移行されることがあります。自動移行された広告は、広告名の先頭に「F_」が付与されているのでご確認ください。
従来形式の広告がオンだと、オンのまま自動移行されています。自動移行された広告を配信したくない場合は、広告名の先頭に「F_」の付与された広告を確認し、配信設定がオンの広告があれば、オフに変更してください。

三つ目は、管理画面のインポート機能について。
アドバンスド URLシステムへの移行に伴い、広告管理ツールのインポート機能の提供が終了しました。今後、CSVファイルをインポートするときは、キャンペーンエディターを使います。

【参考記事】
「アドバンスドURLシステム」移行のご案内
http://topics.marketing.yahoo.co.jp/ss/advanced-url/top.html
CSV(TSV)ファイルのデータをインポートする【キャンペーンエディター】
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=5210

5位 新広告表示オプションの追加

まずは、Google AdWordsに追加された3つのオプションをご紹介します。

構造化スニペット表示オプション

提供する商材(商品、サービス)にある一般的な詳細(※)を伝えることのできるオプションです。

用意されたヘッダーの中から提供する商材にとって適切なものを選び、選択したヘッダーについての詳細を入力します。ヘッダーは、「サービス」「設備」「ブランド」などありますが、例えば、自動車修理サービス業であれば、ヘッダーで「サービス」を選択し、詳細として「タイヤ交換」「キズ修理」などの情報を入力するわけです。

※コールアウト表示オプションは、提供する商材の独自の詳細を伝えられますが、構造化スニペット表示オプションで伝えられるのは一般的な情報です。
使い分けについては、下記ページの「構造化スニペットとコールアウトの使い分け」をご参考ください。
https://goo.gl/knk2Nf

【参考記事】
構造化スニペットを使用する
https://support.google.com/adwords/answer/6280012?hl=ja

メッセージ表示オプション

広告主へ直接SMSメッセージを送信できるオプションです。

メッセージ表示オプションに限らず、「オプションを使用するか否か?」で迷うときは、「そのオプションを、どういうシチュエーションで使えるか?」想像してみるとよいです。
メッセージ表示オプションは、「予約できるか確認したい」、「在庫があるか問い合わせたい」というシチュエーションで使えそうです。ですので、居酒屋やショップ運営されている方は導入を検討してみるとよいかもしれません。

【参考記事】
メッセージ表示オプションについて
https://support.google.com/adwords/answer/7172668?hl=ja

価格表示オプション

その名の通り、価格つきで提供する商材の詳細を伝えられるオプションです。

本オプションは、モバイル(スマホ)で1位表示したときのみ表示されるという特徴があります。取り扱う商材の詳細を複数伝えられるため、物販、宿泊業や美容院などで活用できるでしょう。
ただ、サイトリンク表示オプションとの併用ができないのでご注意ください。

【参考記事】
価格表示オプションについて
https://support.google.com/adwords/answer/7065415?hl=ja

次に、Yahoo!プロモーション広告に追加されたオプションを紹介します。

テキスト補足オプション

Google AdWordsのコールアウト表示オプションと同様のオプションです。

Yahoo!JAPANの独自調査によると、テキスト補足オプションを使用することで、クリック率が約1.2倍アップした実績もあるとのことです。弊社では、1.5倍以上アップした実績もあります。
スマホに掲載することを考えると、各テキストに入力する文字数は、4~8文字ほどと短くするのがお薦めです。

【参考記事】
[Lesson08]すぐできる!「テキスト補足オプション」でクリック率アップ
http://promotionalads.yahoo.co.jp/online/text_option.html
テキスト補足オプション広告仕様
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=9896

4位 ユニークコンバージョン数に関する項目の削除

削除されたのは、Google AdWordsでは「コンバージョンに至ったクリック」、Yahoo!プロモーション広告では「ユニークコンバージョン数」に関する項目です。
今後は、コンバージョンの設定をより柔軟にできる「コンバージョン」を見て運用します。

コンバージョンのカウントをユニークにしたい(広告1回のクリックにより発生するのは最初1件のコンバージョンのみにしたい)場合は、コンバージョンの設定を変更する必要があります。
その場合、Google AdWordsはコンバージョントラッキングの「カウント」を【1回】に、Yahoo!プロモーション広告はコンバージョン測定の「計測方法」を【初回のみ】に変更してください。

【参考記事】
Google AdWordsでコンバージョン測定できなくなる!?突然の変更とその対処法
http://inhouse.niche-marketing.jp/blog/ppc/google-adwords/simple-conversion-measure/
【スポンサードサーチ機能変更】コンバージョン測定機能の改善と、デバイスの入札価格調整率設定機能の追加
http://inhouse.niche-marketing.jp/blog/ppc/yahoo-promo/ss-conv-device-1124/

3位 デバイス別の入札単価調整率設定機能を追加

ついに、PCとタブレットでも、デバイスの入札単価調整率を設定できるようになりました。Google AdWords、Yahoo!プロモーション広告とも可能です。

キャンペーンの引き下げ率を100%にすると、そのデバイスでは広告が出なくなりますが、PCとタブレットの引き下げ率を100%にすることで、「モバイル(≒スマホ)にだけ広告を配信するスマホ専用キャンペーン」にすることも可能です。

また、今回の機能改善により、設定可能な調整率の引き上げ率の範囲が900%までになりました。

詳細はブログにまとめていますので、下記をご参考ください。

【参考記事】
ついにタブレットでも!デバイス別の入札単価調整を使いこなすヒント
http://inhouse.niche-marketing.jp/blog/ppc/google-adwords/device_bid_adjust/
【スポンサードサーチ機能変更】コンバージョン測定機能の改善と、デバイスの入札価格調整率設定機能の追加
http://inhouse.niche-marketing.jp/blog/ppc/yahoo-promo/ss-conv-device-1124/

2位 Google AdWordsにレスポンシブ広告を追加

広告枠に合わせて、広告サイズ、表示形式、フォーマットを自動的に調整してくれる広告です。
レスポンシブ広告は、今後、ディスプレイ広告のスタイルで中心になると考えています。

現在のサイトやブログには、様々なサイズの広告が表示されていますよね。広告主にとって大事なのは、各サイズに合わせた広告を作ることです。ただ、5種類も10種類も、サイズに合わせたイメージ広告を作るのは大変ですよね(汗)。このような背景もあり登場したのが、レスポンシブ広告です。

レスポンシブ広告は、場所問わず表示できる広告なので、サイズに合わせた個別のイメージ広告の作成が不要になります。登録したテキストと画像に基いて広告が自動的に生成されるのですが、レスポンシブ広告は、なんと、ほぼすべての広告枠に対応しているのです。

【参考記事】
レスポンシブ広告について
https://support.google.com/adwords/answer/6363750?hl=ja

1位 拡張テキスト広告(拡大テキスト広告)のリリース

モバイルの検索結果の最適化を目的に追加された広告です。
拡張テキスト広告には、下記のような特徴があります。

  • 見出しが2つ。
  • 説明文が1つに(文字数は全角38→40文字に)
  • 表示URLの入力が不要に。
  • パスの追加(表示URLにテキストを2つ(パス1、パス2)追加できます)

見出しが2つになり、より目立つ広告になりましたが、検索キーワード向けの広告を作るときの基本的な考え方は変わりません。
検索キーワードは検索した人の質問なので、そんな質問に応える、無視できない、クリックする意味のある広告を作成しましょう。

パスの入力は任意ですが、基本的には入力する方向で考えるとよいです。入力するテキストは、クリック後に表示されるページをイメージしやすくするための内容にするのがお薦めです。

サービス業の場合は、「創業年数」のような会社の実績や、「対応地域」のようなサービスの特徴を入力できるでしょう。
多品種を扱う物販は、広告の飛び先をTOPページではなく、商品ページにするのが基本です。例えば、「女性用のブーツを販売するページ」へ飛ばす広告であれば、パス1に「レディース」と、パス2に「ブーツ」と入力します。

2016_02

従来形式の広告の入稿期限は、Google AdWordsが1月31日です。Yahoo!プロモーション広告は、3月に予定しているようです。
広告は引き続き配信されますが、新規登録・編集ができなくなるのでご注意ください。

Yahoo!プロモーション広告は、「拡大テキスト広告が表示されにくい」という相談をよく受けます。
この場合の対策は2つあります。

1つ目は、アドバンスドURL形式の広告も併用して動かすことです。
2つ目は、広告の最適化を「均等に配信(90日間均等に配信)」または「無期限で均等に配信」に設定することです。「最適化して配信」だと、従来の広告が優先して表示され、拡大テキスト広告が表示されにくくなることがあるためです。

【参考記事】
拡張テキスト広告について
https://support.google.com/adwords/answer/7056544?hl=ja
【スポンサードサーチ】広告掲載フォーマット「拡大テキスト広告」追加の詳細について
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2016/1101.html

まとめ

ランキングの上位を占める機能には一つの共通点があります。
それは、「モバイルのための機能」です。

「拡張テキスト広告」、「デバイス別の入札価格調整率設定機能」、「レスポンシブ広告」も、すべてはモバイル時代のためにリリースされた機能です。
「価格表示オプション」はモバイル検索結果のみに表示される広告ですが、今後も、こうしたモバイルのための機能はリリースされることでしょう。

2017年も、今年のように新機能が続々とリリースされると思います。こうなると、「高度複雑化して、ついていけない!」と嘆きたくなりますよね(汗)。
ただ、Google AdWordsもYahoo!プロモーション広告も、機能をより多くの人に使ってもらうために、使い勝手の良い広告管理システムにするための努力をされています。例えば、ショッピング広告を出すために使うマーチャントセンターの管理画面は、今年に刷新され、視覚的に分かりやすくなりました。

ただ、新しい管理画面や機能は慣れるまでは大変ですよね。
ですので、本ブログや勉強会などを通して、今後も分かりやすくお伝えしていきます。勉強会・セミナーの開催情報は、公式メルマガ、Facebook、Twitterでお伝えしますので、ぜひご登録ください!

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